表題と標題の小さなニュアンスを理解しよう!

表題と標題の小さなニュアンスを理解しよう!

社会人にとって、今やビジネスメールはとても重要な連絡手段のひとつです。ビジネスメールのスキルによって、あなたへの相手先の印象もだいぶ変わってくることでしょう。

 

今までのような家族や友人などとのメールのやりとりとは、全く違うものです。きちんとルールを理解し、相手に伝わりやすく失礼のないメールを送ることが大切になってきます。顔を合わせて話さないので、小さなニュアンスや誤解やすれ違いも生じることが多くなってきます。そのような事態を避ける為に、色々なポイントを理解していきましょう。

 

今回は、よく混同しやすい「標題」と「表題」の違いについてご紹介します。

表題の意味は?

 

表題の意味は、書物や文章の表紙に書かれた題、です。ビジネスメールにおいては件名の部分を指します。

 

例えば、表題が「来年度の新プロジェクトについて」だとすると、同じ文章を何度も繰り返し使わないようにするために、本文中では「表題の件における、来週の初会議の時間を調整したく」というような書き方をします。また、相手から来たメールに対して返信をするときに、「表題の件、了承致しました」や「表題の件、確認致しました」というように使うことができます。

 

ただし、自分に来たメールに返信するときは、表題の件とは使わずにきちんと内容を書いて伝えた方が、丁寧な印象が残ります。

 

また、メールにデータを添付して送るときに、「表題の件につきまして、データを添付致しましたので、ご確認下さい」というような使い方もできます。

標題の意味は?”

標題の意味は、1本の表紙に書かれている本の名、2講義・演説などの題目、3演劇などの題目です。表題と同じく、メールでは件名の部分を指します。使い方としては上記の表題と同じ書き方で使用します。

表題と標題はどうちがうの?

この二つの言葉に大きな違いはありません。どちらを使ってもビジネスルールとして問題はありません。しかし、ニュアンスが若干違うようです。

 

表題の方は、大きな物事を指す時に使用します。例えていうなら、大きなプロジェクト名のようなもので、大きな見出しとしてとらえるのが良いでしょう。

 

対して標題はその中にある小さな小見出しを指します。プロジェクトの中で発生する小さな案件についてを指すときに使用するときに使います。したがって、普段の連絡は標記を使うことが多くなります。いつも表題を使っていると、相手方は「毎回大げさだな」と違和感をおぼえる人もいるかもしれません。

 

ちなみにこの二つの言葉の他にも「掲題」という言葉を使用しているのを見かけるかも知れません。使い方は表題・標題と同じですが、この言葉は法令文ではいっさい使われていないので、ビジネスにおいて使うことは避けたほうが良いでしょう。しかし間違っている言葉ではないので、あまり重要性のないメールで使用するくらいなら問題はありません。

 

どれを使っても間違っていると言うことはありませんが、その会社や組織、グループの慣習や先輩方のやり方、というものがあるのかもしれません。正しい意味を理解しつつ、少し難しいですが、雰囲気を読み取りその場でのやり方に無難に合わせていくことも大切なことです。

 

このような振る舞いが出来ることも、スムーズに社会生活を送る手段として心得ていた方があなたにとって得策でしょう。

表題と標題。違いは理解できましたか?

この言葉はメールにおいて毎回必ずと言って良いほど使用することばです。意味や使い方は似ていても、ちょっとしたニュアンスを理解し、使い分けることであなたへの信頼・評価・印象がぐっと良くなることもあるかもしれません。しっかり理解して出来る社会人を目指しましょう。